ドイツ語の機能動詞結合(Funktionsverbgefüge):B2のコロケーション
zur Sprache bringen や unter Druck setzen のような固定の『名詞+動詞』結合を習得する。動詞の意味は希薄化し、意味は名詞に宿る。
機能動詞結合(Funktionsverbgefüge、略してFVG)とは、名詞(多くは前置詞句の中に置かれる)と、bringen・stellen・setzen・nehmen・gehen・stehen といったいわゆる機能動詞(軽動詞)との固定的な組み合わせです。この結合では動詞の意味が希薄化しており、動詞自体はほとんど意味を持たず、本来の中身は名詞に宿ります。単純動詞の fragen とFVGの eine Frage stellen(質問する)、あるいは bezweifeln と in Frage stellen(疑問視する)を比べてみてください。FVGはフォーマルな書き言葉のドイツ語、つまり公文書・報道・学術論文、そしてB2/C1試験のいたるところに現れます。これらを認識し使いこなせることは、上級学習者であることのはっきりとした証になります。
最大の難しさは、動詞を自由に入れ替えられない点にあります。話題に出すのは zur Sprache bringen であって、machen や tun ではありません。誰かに圧力をかけるのは unter Druck setzen、別れを告げるのは Abschied nehmen、願いが叶うのは in Erfüllung gehen、何かが利用可能であるのは zur Verfügung stehen です。組み合わせは固定的で予測がきかないため、唯一信頼できる方法は、母語から一語ずつ訳すのではなく、前置詞・名詞・動詞をまとめて一つの語彙単位としてFVGごと覚えることです。
例文
文法解析基本形 wir格Nominativ(1格)数Plural(複数)人称1人称複数(wir)ビルド前に決定的検証器で照合済み bringen das Thema zur Sprache.
私たちはその話題を持ち出す。
文法解析基本形 der格Nominativ(1格)性maskulin(男性)数Singular(単数)ビルド前に決定的検証器で照合済み 文法解析基本形 Chef格Nominativ(1格)性maskulin(男性)数Singular(単数)ビルド前に決定的検証器で照合済み setzt uns unter Druck.
上司は私たちに圧力をかける。
よくある間違い
機能動詞は固定されており(ここでは bringen)、machen に置き換えることはできません。