ドイツ語の拡張分詞修飾(Partizipialattribut)B2文法解説
関係文をまるごと冠詞と名詞の間に圧縮するドイツ語の仕組みと、現在分詞・過去分詞の使い分けを学ぶ。
拡張分詞修飾(erweitertes Partizipialattribut)は、文章語的でコンパクトな名詞修飾の方法です。関係文を使わず、説明をまるごと冠詞と名詞の間に詰め込み、最後に形容詞語尾の付いた分詞を置きます:
冠詞 + [修飾語]+ 分詞(+語尾)+ 名詞
分詞は2種類あります。現在分詞(Partizip I、…-end、例:arbeitend)は能動・進行中の動作を表します——die im Büro arbeitenden Kollegen =「オフィスで働いている同僚たち」。過去分詞(Partizip II、例:angekommen)は受動または完了の動作を表します——der gestern angekommene Brief =「昨日届いた手紙」。
読解のコツ: 冠詞のすぐ後に名詞が来ないときは、まず冠詞 + 名詞(der … Brief)をつかみ、それから間の部分を読みます。この構造はすべて関係文に開くことができます:der Brief, der gestern angekommen ist。これを使いこなすことが、硬いドイツ語(名詞化 Nominalstil)の読解とB2試験の鍵です。
例文
der gestern angekommene Brief
昨日届いた手紙(過去分詞 angekommen は完了した動作を表す)
die im Büro arbeitenden Kollegen
オフィスで働いている同僚たち(現在分詞 arbeitend は能動・進行中の動作を表す)
よくある間違い
修飾語のかたまりは冠詞と分詞の間に置く。分詞は名詞の直前に来て形容詞語尾(arbeitenden)を取る。分詞を修飾語の前に出してはいけない。